- PCを買ったけど椅子やモニターの位置はどうしたらいい?
- ゲームをプレイしていると首や肩がこるのでセッティングを見直したい
このような方に読んで頂ければ思います。
最適なセッティングをすることで、疲れにくさ、反応速度、判断力、エイム力などの向上に繋がります。
ぜひ、読んで試してみてください!
身体特性に合わせた4つのセッティング方法
大前提として人によって体の動かし方や重心が変わるため最適が違います。しかし、「人による」とか「プロの真似して試せば」といった半分突き放したようなことはしませんのでご安心ください。
今回は大きく4スタンス理論を用いて4つのセッティング方法をご紹介します。4スタンス理論については、あまり触れませんが自分がどのタイプかネットで診断することもできますので、正確に知っておきたいという方はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
また、ある程度は4パターンに分けられますがそこからの調整は自分でしていくしかありません。プレイしづらかったり、疲れや痛みが改善されなければ微調整していきましょう。
机・椅子の高さは脇の開き具合で決める
人によって脇を絞めた方がいい、開いた方がいい人がいます。
全力で走るときの腕振りを思い出しましょう。
脇を絞めて、まっすぐ腕を振る人
脇を絞めて、まっすぐ腕を振る人は椅子を高めにして脇を絞め気味にセッティングしましょう。(4スタンス理論、A2.B1の人)
このタイプの方は、脇を絞めた方がパフォーマンスが出る傾向があります。脇を絞めた状態で、肘が丁度90度になるような高さに調整しましょう。
膝も90度になるような高さがベストですが、机が昇降式でないと難しいので、足がつかなくなってしまう場合は、フットレストでカバーしてあげるのもおすすめです。
脇を開いて、斜めに腕を振る人
脇を開いて、斜めに腕を振る人は、椅子を低めにして脇を開き気味にすることがおすすめです。(4スタンス理論、A1、B2の方)
このタイプの方は脇を開いたほうがパフォーマンスが出やすい傾向にあります。
椅子を低めにして脇が自然と45℃くらいに開くように調整してみてください。
モニターとの距離はプレイスタイルで決める
モニターの距離は身体特性では決まらないと私は考えています。
しかし、ゲームのプレイスタイルでおすすめは変わります。
モニターが遠いと反応速度は上がるが、状況把握しやすい
モニターが遠いと状況把握がしやすいため、以下のようなプレイヤーにおすすめです。
- 反応速度が重要でないゲーム
- 戦闘が激しく乱戦が起こる対戦ゲーム(ow2など)
- フィジカルよりも頭脳で戦うプレイヤー
モニターが近いと反応速度が上がるが状況把握しづらい
モニターが近いと単純に反応速度が上がるため、一瞬を争うFPSプレイヤー(特にフィジカル重視の人)におすすめです。
余談ですが画面を近づけるためにはモニターアームが便利なので、フィジカルプレイヤーは検討してみてください。
モニターの高さは顎の角度が重要
モニターの高さは顎の角度が重要で、適切な顎の角度であれば脳が安定します。脳が安定すればその分、反応速度や判断力が高まります。
脇を絞めて、比較的まっすぐ腕を振る人
脇を絞めて、比較的まっすぐ腕を振る人は、顎を上げて見やすい位置にセッティングしましょう。(4スタンス理論A2.B1)
こちらのタイプの人は画像のように顎を引かないほうが楽だ思います。無理にモニターは下げずに、顎が自然な状態で目線が画面中心にいくように調整しましょう。具体的なセッティングは画像を参考にしてください。
脇を開いて、斜めに腕を振る人
脇を開いて、斜めに腕を振る人はモニターを目線より下目に配置しましょう。(4スタンス理論、A1.B2)
こちらのタイプは画像のように顎を引いた方が安定するはずです。目の高さをモニターの上端に合わせるようなイメージで高さをセッティングしてみましょう。
具体的なセッティングは画像を参考にしてください。
猫背の方は、その状態で合わせた方が無難
セッティングを見直すときあるあるで、猫背を考慮しないことがあります。私も猫背なので分かるのですが、なかなか矯正するのは難しいです。のため、固い意志がなければ猫背の状態でセッティングする方がいいでしょう。
もし、猫背だから体が痛くなる、、、という方であれば猫背矯正グッズがAmazonで3000円くらいでありますのでそれを使ってみるのもおすすめです。
その他にもハチマキのようなもので下腹を絞めるだけでも変わります。
まとめ:身体特性に合わせて最高のパフォーマンスを
いかがでしたでしょうか、ぜひご自身の身体特性に合わせてセッティングを見直してみてください。快適なゲームライフを楽しんで頂けると嬉しいです。この理論を使えば自分にあったマウスの持ち方や、ゲーム内感度の探し方も分かります。気になった方は下記もご覧ください。